Sunday, March 18, 2007

読谷焼 窯出し


早くも今年三度目の沖縄。雨が多くすっきりとした青空を見る事はできなかったが、気温が高く雨が降っていたので、梅雨時期のような感じがした。そして何よりスギ花粉のない沖縄は私にとって聖地である。しかし東京に戻ったら早速「くしゃみ」がとまらない。素直に反応するものです。さて今回は今年初の窯出し。3月7日に火入れをし約一週間、窯を見守りながら冷まし、登り窯から続々と作品が出てくる。天候により火入れ、窯出しが微妙に調整されて、今回も窯出しが一日早くなった。北窯の登り窯は九つの部屋が連なりどこに入るかで焼加減や時間が細かく調整されとても気の使う作業である。火入れから火を落とすまでは、24時間体制で交代で窯を管理する。出てくるまではどの様に仕上がるかはわからないのだが、そこは長年の経験で天候を見ながら調整されていく。この時期は空気が乾燥していていい時期だそうだ。今回も與那原正守、宮城正亨、松田共司、松田米司 4名の作品を中心に仕入をしてきました。窯出しに参加するのは今回で二度目ですが、とても楽しみです。今週末にはお店に到着しますのでお楽しみに。ガラス工芸「よなはらみよ」さんの「日月-HIZUKI-」にも寄って来ました。また次回のブログで紹介します。6月には東京で個展があるそうです。