Thursday, February 07, 2008

星野仙一「星野流」


久々に本を買ってみた。表紙を見たとたんに読んでみたいと思い即購入。まだまだ読み初めなので、内容はまた今度お話しますが、星野仙一という男の熱いところが好きです。中日ドラゴンズ時代は巨人キラーとして闘志むき出しの選手で、中日、阪神と監督を経て昨年から日本代表監督である。昨年の北京五輪予選は燃えました。今年の五輪は本当に楽しみにしています。忘れもしない、星野仙一監督の人間として寛大だと思ったのが、10.8名古屋球場で行われた巨人x中日のセリーグ最終戦(130試合目)。この日勝った方が優勝という大一番、熱戦の末、巨人が勝利したのだが、最終戦を終えた中日は選手、監督がファンに向かい1年の締めくくりの挨拶をするセレモニーが試合終了後行われた。胴上げがあり、巨人ファンもまだスタンドには残っていた。その際に星野監督はまず、「レフトスタンドのジャイアンツファンの皆さん、優勝おめでとう」とマイクで伝えたのだ。正直、このコメントには感動したし、星野仙一という人の器の大きさを感じた。というのは、たった今、優勝を逃した直後である。悔しい思いでいっぱいのファンや選手の前でこのコメントはなかなかできない事である。これは監督というより野球人まさに「星野流」ですな。そのコメントには感動したし、なんだか嬉しかったのを覚えてます。この本、しっかり読んで見ます。