梅雨明けしてるだろこれ、と言わんばかりの日差しの今日。東京は予想最高が33℃。レジャーで海や山に行くことが多くなるよね。特に子供たちは元気いっぱい。海やプールで水遊びが大好き。そこでです。海に行く際に必ず注意しなければいけないのが「離岸流」または「リップカレント」と言うものです。これは岸から沖に向かって強く、早く流れる海流のこと。これに流されるとあっという間に沖に流され、早い時で毎秒2m(時速7.2km)もあるのです。人の歩く時速で4~5kmと言われているのだから、しかも水の中ですからかなりのの流れが想像できるでしょ。最近はテレビニュースなどで、『海水浴中、いつの間にか沖向きの流れに流され、 慌てて流れに逆らって岸へ向けて泳ごうとしているうちに力尽きて溺れてしまった』 ということが報道されています。特に写真のような突堤(ヘッドランド)横はかなり強く流れるので、十分な注意が必要です。余談ですが、サーファーはこれを上手く利用してスムーズに沖に出れるようにします。もしこの「離岸流」に流されたら、まず落ち着いて慌てずに離岸流から横に外れる、もしくは流れに身を任すことが大事です。離岸流に逆らって泳ぐ事は不可能ですし危険です。そしてこの「離岸流」は1箇所だけでなく間隔をあけて数箇所の存在します。そして日によって場所が異なるというややこしい存在。最近はライフガードがいる海も増えてきましたので、「離岸流の場所」を聞いてみるといいかもしれません。夏の海の楽しいひと時を安全に過ごす為に知っておくべき知識です。//久々のパドルはきついわ。。。