Sunday, November 18, 2007

鉄道の玄関口"東京駅”


「東の玄関口」なんて昔は呼ばれていたな。「北の玄関口」上野駅。今では新幹線(東海道、東北、上越など)皆、東京駅発でアクセスが格段によくなった。近隣の環境もただの観光地ではなく丸の内口、八重洲口と周辺の町並みががらりと変わってきた。しかしこの東京駅(丸の内口)は昔の佇まいのまま時間が止まっているような建物である。東海道本線の拠点として開業したのが大正3年(当時の建築予算は43万円)、大正8年には中央線、山手線が開業(当時は中野-東京-品川-池袋-上野間を運転)。大正10年には丸の内南口で、原敬首相暗殺される(11月4日)。大正12年、関東大震災(9月1日)東京駅は建物の被害はほとんどなかった といういろいろ歴史的な事件、事故を乗り越えて、昭和39年 東京オリンピック開催時に東海道新幹線が開通した。正面中央の入り口は現在使用されていない皇室専用出入り口。昭和20年(1945年)の空襲により、丸ノ内本屋の2階部分から上はほぼ全焼した。 昭和22年には丸ノ内本屋の復旧工事が完了したが、戦後の財政的な理由などにより、 2階建てとなり、南口と北口の屋根も変更されて現在に至っている。今現在、東京駅の赤れんが駅舎の復元工事が始まっているが平成23年完成予定である。国指定の重要文化財、どこかヨーロッパを思わせる、雰囲気のある駅です。東京駅から新丸ビルに向かう地下コンコースで、写真と文で歴史が展示してあります。東京散歩にいいかも。 最近この近くのTOKIAビルB1Fの「インディアンカレー」にはまっている私。