Monday, November 17, 2008

小鹿田焼の里


大分県日田市、インターから山間を登ること30分。ホントにこの先、「村があるのか?」と言うような林道を抜けて小さな集落が出てくる。ここが小鹿田地区。静まり返った村内に観光客?と呼べる人たちは私たちぐらい。集落には川が流れその川の水を利用し採取した土を砕いていた。陶土を搗くための臼は「唐臼(からうす)」と呼ばれるもので、ししおどしのように受け皿に溜まった水が受け皿ごと落ちる反動によって陶土を挽いている。何個もあるこの装置の音が小気味よく「キー、ドシン」といい音を出して村中に響く。その音は「日本の音風景100選」の一つにも選ばれている。2008年3月には地区全体が「小鹿田焼の里」として重要文化的景観に選定されている。されるはずです。無人の博物館?資料館?では、イギリスの陶芸家、バーナード・リーチも陶芸研究のため、1954年(昭和29年)に滞在して作陶を行ったことにより、大きな皿が展示されていました。