なかなか大人になると会社以外に集団で何かをする機会が少なくなりますが、現在参加している野球チームからいろんなことを学んでいる。設立から5年が経過し、私は設立当初のメンバーですが、当初は試合をしても負けてばかりで、「みんな集まって楽しくやれればいいんじゃない」ぐらいの感覚でしたが、数年前「どうせやるなら目標を作って楽しもうよ」という方向性になり、練習や試合数も数多くこなし、早稲田大学元野球部の青年が入団したり、大会に参加しチーム自体が成長をし始める。しかしここで当初のノリとは変わってきて、少し気持ちが離れる人たちも出てくる。解散の危機にも襲われるが、最低でも10年続けようと。それぞれ環境も違い捕らえ方も違うので難しいところである。チーム自体は目標が出来て少しずつ本気モード。ここでも出れない選手が出てきたりするが、チームとしてはまとまり始める。この頃になると経験者同士の意見のぶつかり合いなども出てきたりするのだが、これは真剣に取り組んでいる証拠かもしれない。昨年から22~23歳の甲子園球児が入団し、より一層選手層がましてくる。なかなか20歳近く歳の離れた子達とスポーツできる機会も少ない。創設メンバーはすでにオーバー40ですが、しっかりとレギュラーポジションを確保しているのもえらいところ。そして今年、念願のリーグ優勝を決める。チーム内に大病と戦う選手がいてその人の為にも勝ちたかった決勝戦。「TEAM」から学ぶ人生観。深いです。